過度なストレスで突然死、高血圧や不整脈だけでではない意外な原因
ストレスが原因で死亡する。死因は過度なストレスを慢性的に受けて続けていた事。ストレスが積み重なれば体にも心にも大きな負担となり、やがては突然死を引き起こします。死を免れても体が大きなダメージを受けて半身不随など社会復帰が困難になる。良く知られている病気がざっとこんな病気です。
- 不整脈
- 心筋梗塞
- 高血圧
- 糖尿病
- 高脂血症
- 肺梗塞
- 静脈炎
- 脳梗塞
- 脳出血
- クモ膜下出血
2016年6月18日と19日放送の,NHKスペシャル キラーストレスで紹介されていましたのでブックマークしておきたいと思います。
死亡原因で良くあげられるのは高血圧。確かに過度なストレスは血圧をあげるでしょう。でも突然死の原因は血圧の上昇だけではなかったと「いうお話です。私達の体は凡そ37兆2千万個の細胞でできています。この細胞一つ一つに酸素や栄養を運ぶのが血液です。血液は血管を通して体中の隅々まで運ばれます。
動脈硬化の人の血管を調べたところ、血管の壁から本来居るはずのない「口の中の細菌」が居たのです。口の中の細菌と言えば歯周病菌などでしょうか。なぜ口の中の細菌が血管に住み着いたかと言うと歯茎の出血などで血管内に侵入し体全体を巡るとともに血管の一部に住み着くのです。なんか怖い事の様に思えますが通常であれば大丈夫。血管内に入りこんだ最近はすぐに排除されてしまうのだそうです。ところが何らかの原因で排除されないで血管の壁の中に住み着いてしまう事があるのだそうです。細菌が住み着いても命に影響することはないそうです。
過度なストレスを慢性的に受けてストレス反応の暴走が起きたとき
過剰のストレスホルモンが血液中に流れて血液中の鉄分が切り離されます。この鉄分を栄養にして血管に住み着いた細菌が大増殖してしまう事が確認されたそうです。
大増殖した細菌は 殺人細菌と化して血管を突き破ります。
恐ろしい事ですね。血圧を測って高くなければ安心ですけれど、突然死の原因は血圧だけではないのですね。私達はストレスとどう付き合って行けば良いのでしょう。
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