うつ病予防はストレス対策が肝心
鬱病(うつ病)は過度なストレスを慢性的に受け続けると誰もがかかる病気です。元気で健康、やる気があって前向き、勤勉な努力家であっても鬱病(うつ病)にはかかります。
- おっくう
- あせり
- 不安
この3っつはうつ病の代表的症状と言います。
- 全身倦怠感
- 不眠、睡眠障害
- 頭痛
- 胃のむかつき
と言った症状が思い当たるのであれば「もしかして自分は鬱病(うつ病)?」と自分と向き合う事が大切です。病院で診断書をもらって仕事を休む事を考えましょう。
「自分は鬱病(うつ病)じゃないかと考えるとうつになるから悩むのはやめましょう。」という意見があります。
だからと言って鬱病(うつ病)と向き合わないのは正しい選択でしょうか?
会社でバリバリ仕事をこなしていた人が、仕事の効率が極端に悪くなる事があります。
会社でミスをして嫌な上司にくどくどと叱られると強い我慢ストレスを受けます。でもそれだけではありません。昇進しても強いストレスを受けます。自分のいう事を無視する部下とか、自分が率いるチームが期待通りの成果を上げられない。何をやっても改善しないとストレスで心身が参ってしまいます。そして鬱病(うつ病) になると何事も前向きには考える事が出来なくなってしまい「悲観的な考え方」ばかりしてしまうようになります。
先ずは鬱病(うつ病)とはどの様な病なのか、単に気が滅入っているとか落ち込んでいるだけの気持ちの問題で片付けられるのかを考えてみましょう。
人はストレスに曝されると アドレナリンやコルチゾールと言ったストレスホルモンを出します。頑張るときとかピンチを切り抜ける時は一時的にストレスホルモンに曝されて、非日常的な力を発揮するのは良い事です。ですが現在社会では次から次へと休む間もなくストレスに曝される事がよくおきます。嫌な事、辛い事、むかつく事、不安、イライラ、焦り、緊張 そんな状態に朝から晩まで休む間もなく曝されます。
過剰なストレスホルモンに慢性的に曝されるとストレスの暴走というものが起こります。
過剰なストレスホルモンは脳の中の海馬へと向かいます。
海馬の役割
海馬(かいば)人の脳の中のあるタツノオトシゴの様な部位です。どの様な役割を果たしているかと言うと記憶の整理です。新しい情報の受付、過去の情報との整理統合。自宅の電話番号の様に良く思い出す記憶と、子供の頃におねしょして叱られた嫌な思い出は忘れてよい記憶との仕分ける仕事をこなしています。他にも空間学習能力とか情動を司っていると言われます。
過剰なストレスホルモンに慢性的に曝されるとは脳の中の海馬は委縮する事が確認されています。
海馬の委縮が進むと 鬱病(うつ病) や若年性認知症のリスクが高まります。
ストレス性の鬱病(うつ病)、若年性認知症 心的外傷後ストレス障害(PTSD) は海馬の委縮によって引き起こされるれっきとした病気です。
世間一般の治療は「無理をしないで静養第一」と無理をしないようにと言う事と、抗うつ剤などを投与して症状を抑える処方です。でも、仕事を休んだり辞めたりすると周りからは「やる気がない人」、「怠けている」と思われるのではという強いプレッシャーに苦しむ事になります。また家族に働き手として妻子を養い家族を守る勤めが果たせない情けなさに苛まれます。周りや家族に理解が無いと益々病気が進行してしまいます。
ストレスに強くなって、鬱病(うつ病)から回復する救いは無いのでしょうか?
あります、実際に破滅寸前まで追い込まれながら 医者に頼らず、薬に頼らず、仕事を投げ出さず、家族と別れず奇跡の復活を遂げた実例があります。
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