大丈夫 うつ 自律神経失調症 は克服できます

ストレス発生のメカニズム

 

 人の体は複雑で 特にストレスで体調を乱す仕組み  とか 若さが失われ老化していく仕組みについては発見の連続のようです。
2016年6月18日と19日放送の,NHKスペシャル キラーストレス で説明された ストレス発生のメカニズムはこんな感にだったので分かり易くブックマークしておきました。

 

私達は生きて行く上でいろんなストレスと出会います。意識の上では「嫌だな」とか、「イラつく」とか、「どうしよう」と反応しますが、体には意識とは別に反応する部分があります。

 

 

 

 

ストレス発生に強くかかわっているのは 脳と腎臓(じんぞう)の上にくっついている副腎(ふくじん)という臓器です。

 

脳の解剖図ってキモいし 色んな部位があって覚えにくいのですけれど ストレスに関わるところだけ簡単に書いておきました。取りあえず前頭葉(ぜんとうよう)、偏桃体(へんとうたい)、海馬(かいば)これだけ覚えて下さい。

 

この図は横から見たところで左が前方です。
 

 

 

ストレスを発生する原因 例えば イライラとか不安、焦り 緊張、恐怖などに遭遇しますと、最初に反応するのが 偏桃体(へんとうたい)と言う部位です。ストレスに反応する偏桃体はアーモンド位の大きさで、左右一つずつ計2つあります。

 

 

 

ストレスに反応した偏桃体(へんとうたい)は 副腎に向かってストレスホルモン発信命令を出します。ストレスホルモンにはアドレナリン、ノルアドレナリン、コルチゾールとか意味は知らなくても聞いたことはありませんか。

 

 
偏桃体(へんとうたい)からストレスホルモン発信命令を受けた副腎は ストレスホルモンを出して体中に送ります。これが体中に行きわたって 例えば血管を取り巻く神経に血管を締め上げて血圧をあげて血流を早くさせるような行動を起こさせたり、心臓の脈拍を早く打つようにします。興奮すると赤くなるとかドキドキするのはこのためです。

 

 

 

本来、体は非常時の一時的にストレスホルモンに曝されて普段でない力を発揮し、平常時はストレスホルモンに酷使されないようになっています。ところが過剰なストレスホルモンにずっと曝され続けるとストレス反応の暴走が起きます。

 

 

 

 

 

私達の体って、私達が自覚していないいろんなメカニズムが働いているのですね。その事を知る事がストレスに強くなる第1歩です。ストレス反応の暴走は私達の体に死に至るほどの恐ろしい事態を引き起こします。具体的にはどんな事が起きるのでしょう。こちらで確認してみましょう。

 

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